1ヶ月の育休取得を決めた3つの理由とは?

育休を取得するか悩んでいる男性が赤ちゃんの指を触っている様子 【1年育休の実録】体験談・家族の絆

📕こんな方にオススメ

✅ 男性で育児休業を取得するか迷っている方

✅ 育休中のリアルな失敗談を知りたい方

まだ20代だった数年前、第1子(娘)が生まれた際に初めて「1ヶ月の育休」を取得しました。

今日は、なぜ僕が「1年間」という長期育休を取るに至ったのか、その原点である20代で初めて取得した1ヶ月間の育休」について詳しく紹介していきます。

「人生の中心が仕事」だった僕が、1ヶ月の育休を決めた理由

育休を取得するか悩んでいる男性の赤ちゃん

初めての育休は第1子(娘)が生まれたときでした。当時の僕は、新卒から入社した会社でバリバリと働いており、平日は早朝に出勤&深夜に帰宅、休日も仕事をするのが当たり前のような生活をしていました。

そんな僕が「1ヶ月だけ育休を取る」と決めた理由はこの3つです。

育休取得を決めた3つの理由

1. 未知の育児への恐怖

里帰り出産をしない選択を認め、自分がいなければ家庭が回らないという危機感。

2.将来的な夫婦関係の危機回避

「産後の数ヶ月の夫の対応が、一生の夫婦仲を決める」というネット記事や身近な人からの話を聞き、本気で焦りを感じていたこと。主に妻に嫌われたくない、良い夫でありたいという気持ちからですね。

3.人生の後悔につながる見逃しへの不安

「新生児の期間は一瞬」という言葉に、仕事人間ながらも見逃したくないという本能的な欲求がありました。これは自分が人生を閉じるときに絶対に後悔すると直感的に感じていました。

当時の僕はまだ「長期で仕事を休む」という不安が強く、職場への遠慮もあり、「1ヶ月」という期間にしました。正直なところ「1ヶ月も仕事を離れるのが怖かった…」というのが、当時の僕の本音でした。

1年間の育休を決めた「失敗」とは

今回、1年間の育休取得を決めたのは1回目の1ヶ月の育休期間の過ごし方が中途半端だったからです。

いざ始まった1ヶ月の育休。現実は想像以上に過酷で、そして「中途半端」なものでした。睡眠不足と闘いながら、妻と二人三脚で育児に奮闘する日々でした。

実は、当時の僕は会社に対して「育児に専念します」と言いつつ、完全に仕事から離れることができていなかったのです。会社から強要されていたわけではなく、「置いていかれるのが怖い」「自分がいなくても会社が回るのが寂しい」という自身の承認欲求と不安から自己判断で、顧客への対応や部下の案件相談など業務を続けてしまっていました。

当時は1DKの狭い家。娘の泣き声がweb会議や顧客対応のときに入らないよう、お風呂場に小さな机と椅子を持ち込んで仕事をしていました。

冬が近づき、冷え切ったお風呂場。扉を閉じていても聞こえてくる小さな娘の泣き声、妻が大変な思いをしていないかという心配。そこまでして仕事をしていた僕は、ふと我に返って「僕は一体なんのために、誰のためにこんなに働いているんだろう?」

家族のために休んでいるはずなのに、常にスマホの通知を気にしている。妻が大変なときも、僕は(仕事やっちゃいたいんだよな…)という気持ちを隠せずに「ごめんね」と妻に声をかけてPCに向かっていました。

この「中途半端な日々を過ごした育休中の失敗」を経験したことが、今回の1年間の育休を取得することにつながっています。

1ヶ月の育休復帰後の生活の実態

1ヶ月の育休は寝不足のままあっという間に終了。オムツ替えや沐浴など、一通りの育児を経験し、ようやく「3人家族になった」という実感が湧いてきたタイミングでの復職でした。

復帰直後は、平日は朝早くから深夜まで仕事という生活に戻りました。

妻は娘の育児を一人で担うことになり、僕は平日に娘の起きている姿をほとんど見ることができなくなりました。仕事帰りのビールを飲みながら、妻から送られてきていた娘の写真と動画を見ることが唯一の癒し。それと同時に「妻への後ろめたさ」「起きている娘と会えない寂しさ」に心が痛む毎日でした。

「子供と一緒に過ごせる時間は、あとどのくらい残っているんだろう?」

そんなことを考えているときに、あるデータが目に留まりました。【父親が一生のうちで子供と過ごせる時間は合計で約3.4年しかない】という説です。

  • 一生で子供と過ごせる期間
    • 母親:約7.6年
    • 父親:約3.4年

その大半は、子供が小学校に入るまでの間に消化されてしまいます。「今のままでいいのか?」という問いが僕の中で無視できないほど大きくなっていきました。

そんな漠然とした不安を抱え、自分のキャリアと自分と家族の幸せを天秤にかけた結果、僕は「転職」という大きな決断をしました。(この転職については、また別の機会にお話ししようと思います!)

これから育休を考えているパパへのアドバイス

初めての育休で「失敗」を経験した僕から、これから一歩踏み出そうとしているパパへ伝えたいアドバイスが3つあります。

「仕事の代わり」はいても「パパの代わり」はいない

職場への申し訳なさは痛いほどわかります。僕がお風呂場で仕事をして痛感したのは、仕事は誰かがカバーできても、その瞬間の我が子の成長を見守り、妻を支えられるのは自分しかいないということです。ぜひ勇気を持って判断してみてください。

短期間でも「育児の当事者」になる経験は一生の財産になる

1ヶ月は短いかもしれません。でも、深夜の泣き声で共に起き、家事を回す大変さを肌で知ることは、復職後の夫婦関係を劇的に変えます。「手伝う」ではなく「自分も育児の日常に組み込まれてる」状況に身を置くことに意味があります。

「3.4年」という数字を忘れないでほしい

父親が子供と一緒に過ごせる時間は、驚くほど短いです。キャリアの心配は尽きませんが、数十年後に振り返ったとき、後悔するのは「もっと働けばよかった」ではなく「もっと家族といればよかった」ではないでしょうか。

まとめ

20代での1ヶ月の育休期間は、完璧なものではありませんでした。仕事もしてしまったし、未来への不安でいっぱいでした。

この1ヶ月の苦い経験があったからこそ、僕は自分の人生の優先順位を見つめ直し「家族を大切にできる環境」を求め転職を決断しました。そして、「次はもっと家族との時間を大切にしたい」と強く思い、現在の1年間の育休取得に踏み切ることができました。

第2子が生まれた今、僕は育休中ですが「お風呂場で仕事をする」ようなことはしていません(笑)

もし、あなたが「短期間の育休でも意味があるのかな?」と悩んでいるなら僕は声を大にして、「たとえ失敗しても。その経験があなたの人生観をアップデートしてくれるはず」とお伝えしたいです😊

  • 育休を取るか迷っているパパへ
  • 仕事と家庭との両立に不安を感じている方へ

たとえ短期間でも、少し仕事をしてしまったとしても、その経験は必ずその後の人生の糧になります。そして、何よりも自分のためにも家族との時間を優先できたという思い出になります。

今日はここまでです。

今日も無理のない範囲で頑張っていきましょう!💪


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